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稀な白鯨、クイーンズランド州沖で目撃される

ブリスベン26日-今年の鯨の移動時期、記録的な数のザトウクジラがオーストラリアの東海岸沖を北上していくのが観測されており、25日には、非常に珍しい長さ14メートルの白鯨が、Heron Island(ヘロン島)沖で目撃された。

アボリジ二語で“white fella(白い友)”を意味するMigaloo(マイガルー)と名付けられた白鯨は、完全に白いザトウクジラとしては世界で唯一のもの。マイガルーは、先週末にもブリスベンのStradbroke Island(ストラドブローク島)沖で目撃されている。

魚釣りツアーのボートに乗船している際白鯨と出合った幸運な目撃者の1人、Ben Friese(ベン・フリーズ)さんは、「釣りが終わって、帰る途中、イルカの一群がいたので船長がボートの速度を落とし、エンジンを切ったんだ。そしたら白鯨が現れた。信じられない光景だったよ。素晴らしかった。それしか言葉で表せない」と、興奮した様子で語った。白鯨は、ボートから数メートル離れた海面に浮上してからボートの下を泳いでいったという。

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