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授乳期の母親を差別から守る新法制定

【シドニー3日AAP】 ジョン・ハツィスタゴスNSW州司法・裁判相は3日、新しい法律の制定を発表し、授乳期の母親が職場などでの差別を恐れて授乳をやめてしまう現状に懸念を示した。

 「残念なことに、職場を含め公共の場で母親が授乳することに対し、冷たい目を向ける人々がいる。この法律によって授乳期の母親の権利が守られ、ニューサウスウェールズ州の子供たちが最高の人生のスタートを切れるようになるだろう」とハツィスタゴス相は述べている。

 授乳することに差別を感じた女性は、差別禁止委員会(Anti-Discrimination Board)に訴えることができる。訴えを受け、同委員会が事情を調査したうえで問題解決にあたる。これでも問題が解決されない場合には、行政決定機関に訴えることができる。 (AAP)

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