領事館安全情報

APEC期間中の交通規制関連ニュース

1.APEC交通規制

APEC期間中の交通規制については、豪政府APECタスクフォースより7月15日にブリテン第4号が発表され、その概要を在シドニー総領事館のホームページに掲載しておりましたが、8月16日に同タスクフォースよりブリテン第5号が発出されました。以下は、ブリテン第5号に掲載されている情報のうち、ブリテン4号の内容から変更された点の概要です(ブリテン第4号の内容と合わせてご参考にしてください)。

なお、ブリテン第5号には、規制されるエリア、車両の流れを示す地図も掲載されておりますので、ご参照下さい(http://www.apec2007.org/apec,aspx?inc=lw/sbからSydney Bulletin 5-Traffic, Public Transport and Sydney Harbor Arrangements 2-10 September 2007を選択)。

(1)車両利用者

APEC期間中、シドニー・ハーバー・ブリッジ、ハーバートンネル、ウエスタン・ディストリビューター、及びイースタン・ディストリビューターは引き続き一般に開放される。

9月4日(火)午後8時から9月10日(月)午後3時まで(右規制の終了時期につき2つの異なった記載がAPECタスクフォースのホームページにありますが、右の通り10日午後3時に終了する旨RTAに確認済です)The Cahill ExpresswayからMacquaries Street(The Conservatorium of Music近く)への出口は閉鎖される。

9月5日(水)から9月7日(金)までCircular Quay上のThe Cahill Expresswayにおいて、車列移動のため短時間の間臨時閉鎖される可能性がある。

9月8日(土)の終日中、Circular Quay上のThe Cahill Expresswayは車列移動のため30分間断続的に一時閉鎖される。

9月4日(火)から9月9日(日)の間、空港周辺及び空港・市内間の道路は移動に時間がかかる。車列移動の時間は公表不可だが、9月6日(木)の夕刻以降、9月7日(金)終日、及び9月9日(日)午後、及び夕刻以降は余計に時間がかかる。

ハーバーブリッジ経由にて北から南へCBDを通過する際には、York, King, Elizabeth Streetの利用を奨励する。

南からハーバーブリッジ経由にて北へCBDを通過する際には、George, Liverpool, Kent StreetまたはPark, Druitt, Clarence Streetの利用を奨励する。

9月4日(火)午後8時から9月7日(金)午前6時の間、以下の道路は公認車両以外閉鎖される。

・Macquorie StreetとPitt Street間の Bridge Stree

・Bent Street北のMacquorie Street

・Phillip Lane北のPhillip Street

・Phillip StreetとMacquorie Street間のAlbert Street

・AMP Centre南のYoung Street

・Department of Education BuildingとReiby Place間のLoftus Street

・The Cahill Expressway出口とMacquorie Street間のConservatorium Road

9月7日(金)午前6時から9月9日(日)午前11時の間、以下の道路は公認車両以外閉鎖される。

・Pitt StreetとGeorge Street間のBridge Street

・Phillip LaneとBent Street間のPhillip Street

・Reiby PalaceとAbercrombie Lane間のPitt Street

9月2日(日)から9月10日(月)の間、特別行事のための停車禁止が実施される。停車禁止の場所についてはwww.rta.nsw.gov.auにて追って公表される。

自転車利用者はCBDの大部分にアクセスは可能。

(2)公共交通機関

電車についてはブリテン第4号の内容から変更なし

バスについては、9月3日(月)から9月9日(日)の間、通常Circular Quayにおいて出発・終点するバスについては、臨時バスターミナルが設置される。詳細についてはwww.131500.infoにて公表される。APEC期間中、Town Hallからthe Rocks, Millers Point行きのバスは運行。

フェリーについてはブリテン第4号の内容から変更なし。

(3)シドニー・ハーバー

NSW海事管理局は、特別行事区域「Special Event Area」、警備除外区間「Security Exclusion Zones」、 及び速度規制区間speed restriction zonesが示された地図を含む海上警告を公布する。詳細にはwww.maritime.nsw.gov.auにて公表する。

(4)各APEC会場(オペラハウス、ガバメントハウス、シドニーコンベンションセンター等)へのアクセスについては、ブリテン第4号の内容から変更なし。

(5)その他

NSW州警察によると、APECロングウィークエンド中のKing、George、Macquarie及びAlfred Streetの各道路に囲まれた地域での配達は、午後11時から翌日午前6時の間に行われることが奨励される。

駐車場については、9月4日(火)午後8時から9月10日(月)午後3時の間、Bridge Street北のMacquarie Street上の駐車場へのアクセスは規制される。

タクシーについては、ブリテン第4号の内容から変更なし。

シドニーの地域社会に影響する情報についてのお問い合わせは、電話1300-2732-01(APEC Enquiry Line)にて利用可能。

本年9月上旬は、APECに参加するために各国首脳や閣僚がシドニーを訪問することから、シドニー市内において各種規制がなされる予定です(高級事務レベル会合から、閣僚会合、首脳会合が行われる9月2日から9日までは「APECリーダーズ・ウィーク」と呼ばれます)。この期間においては、市内の移動には通常以上時間がかかることが見込まれますので、市内及び空港等にお出かけの際には、時間の余裕を持って行動されることをお奨めします。

APECリーダーズ・ウィーク中の規制については、以下の豪州政府のホームページで広報されています(あるいは広報される予定です)。

www.apec2007.org/leadersweek(こちらには、APECリーダーズ・ウィークに関する一般的なFAQの他に、「Sydney Bulletin 4」に交通規制の概要がまとめてあります。)

・www.rta.nsw.gov.au(道路に関する情報)

www.131500.info、www.cityrail.info(公共交通機関に関する情報)

上記「Sydney Bulletin 4」の概要は、以下の通りです(ただし、最新情報については、上記の豪政府の各ウェブサイトでご確認下さい)

(1)総論

交通規制措置等は9月2日から徐々に開始され、同7~9日がピークとなる。しかしながら、9日午後遅くからはこれらの措置は大幅に軽減される。交通量を少なくするため7日は臨時の祝日となる。主立った公共交通機関には制服の警官が配置されるなどしてセキュリティが強化される。

(2)自動車による移動等

(a)APEC期間中、シドニー・ハーバー・ブリッジ、Cahill Expressway、ハーバートンネル、ウエスタン・ディストリビューター及びイースタン・ディストリビューターは引き続き一般に開放される。

(b)空港周辺及び市内の主要道路は車列移動のため影響を受ける。車列移動の時間は公表不可だが、7日及び9日午後及び夜は各国首脳の到着出発のピークに当たるため、移動には余計に時間がかかる。

(c)シドニー中心部(CBD)の交通規制の詳細は追って連絡される。APEC期間中、CBD内での民間車両の運転は可能。但し、7~9日の間のCBDの北側への運転は奨励しない(迂回路の指示が出される)。

(d)King、George、Macquarie、Alfredの各通りに囲まれた地域は期間中車列等が頻繁に移動する地域となる。同地域は、一般人に開放されるが、警察による高いレベルの警戒体制が敷かれる。同地域への民間車両の進入は、警察による車両検査の対象となる。3~10日の間、同地域での路上駐車禁止(同地域内にあるパーキングステーションに駐車することは可能)。同地域でタクシーを捕まえることは可能だが、時間がかかる可能性あり。

(e)7~9日の間、首脳等の安全な移動を可能とするため、Macquarie Street及びBridge Streetの一部並びにいくつかの周辺の通りが閉鎖される。歩行者の通行は妨げられないが、車列の移動等の影響で移動に時間がかかる可能性あり。

(f)今後更に「制限区域(restricted areas)」が定められるが、詳細は追って通報される。制限区域へはAPECタスクフォースによって登録された者か、識別された住民、在勤者及び顧客以外のアクセスは禁止。制限区域への民間車両の進入は、早朝、深夜及び日中2時間だけに制限される。同区域内のパーキングステーションは警察が管理する。

(3)公共交通機関

(a)列車

Circular Quay、Museum、St Jamesの各駅は7~9日の間閉鎖。Circular Quay行のCity CircleはCentral止まりとなるか、Town Hall経由North Shore Line行となる。Central、Town Hall、Martin Place、Wynyardの各駅はAPEC期間中開放される。North Shore Line及びEastern Suburbs LineはAPECの影響を受けない。Circular Quay又はロックスに行く場合の最寄り駅はWynyardとなる。3~6日のCityRailのダイヤは通常通り。7~9日については、suburbanについては通常通り、intercityについては7日のみ修正ダイヤで、8~9日については通常通り。10日朝のラッシュアワーからすべての路線につき通常ダイヤに復帰。Airport Rail Linkについては、APEC期間中通常運行であるが、7~9日の間はCircular Quay、Museum、St Jamesの各駅には停車しない。

(b)バス

3~6日の間、Circular QuayのEastern Regional向けバスターミナルはElizabeth StreetとMartin Placeの交差点に移転。7~10日の間、Circular QuayのバスターミナルはElizabeth StreetとPark Streetの交差点(ハイドパーク)に移転。APEC期間中、Town Hallからロックス及びMillers Pointへのバスは運行。3~6日の間のバスのダイヤは通常通り。7日は日曜日ダイヤを適用。

(c)フェリー

以下の2つの例外を除きAPEC期間中通常通り運行。2~10日の間、シドニーハーバーのMan O’war埠頭は閉鎖。

・マンリー行きJetCatは7~9日の間運行せず。

・SuperCat及びRiverCatを含むすべてのフェリーは、7日は通常の祝日ダイヤ、8~9日は通常の週末ダイヤ。

(4)各会場のアクセス

(a)オペラハウスは、3~9日の間、閉鎖。ガバメントハウスは、2~10日の間、閉鎖。Royal Botanic Gardensを含むオペラハウス及びガバメントハウス周辺部分は、7~9日の間、閉鎖。

(b)コンベンションセンター(SCEC)は、8月28日から9月9日まで閉鎖。SCECのパークサイド及びベイサイドにあるレストラン等も閉鎖。

(c)ロックス、Circular Quay、Darling Harbourのレストラン等は、APEC期間中も通常通り営業

(d)7~9日の間、Art Gallery Road及びMrs Macquaries Roadで何らかの交通制限(含む歩行者)あり。

(e)7~9日の間、Conservatorium of Musicの北側のエリアからBennelong Pointまでは閉鎖。

*******************************************************************************

2.APEC期間中の窓口業務のご案内

領事業務担当窓口(34階)は9月3日(月)~9月6日(木)も通常通り営業いたします。

広報文化担当窓口(33階)は9月3日(月)~9月6日(木)まで閉鎖いたしますので予めご了承ください。

なお、9月7日(金)はAPECによる公休日のため、当館は休館となります。当館の休館日の詳細は当館ホームページをご覧ください。

http://www.sydney.au.emb-japan.go.jp/Geninfo.htm

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら