政治

党首討論、ラッド氏への支持高まる

 【シドニー21日AAP】ナイン・ネットワークで21日夜、国会議事堂で行われたケビン・ラッド労働党党首とジョン・ハワード首相による党首討論の様子が90分間放映された。同局は、シドニースタジオにいた投票者90名の2党首の発言に対する反応を記録する装置「ウォーム」を使用し、議論を呼んでいる。

 「ウォーム」を使用した結果、投票者90名のうち、65%がラッド氏に投票し、わずか29%がハワード首相に投票した。これにより、今回の討論では、ラッド氏がハワード氏を大きく引き離し、勝利したことになる。

 ナイン・ネットワークのマーティン氏とシドニー・モーニング・ヘラルドの記者、アナベル・クラブ氏は共に、党首討論はラッド氏に軍配が上がったとした。クラブ氏は、「長期にわたって首相を務めてきたハワード首相の発言は予想ができる。そのため、視聴者は新しい人の登場や発言を好む傾向がある」とした。その結果、ラッド氏への支持が高まったといえる。

 ハワード氏は、討論で「ウォーム」を使用することに反対していた。「ラッド氏の発言に関心を持っている人は多いかもしれない。だからこそ、ハワード氏はウォームの使用に反対したのだろう」とクラブ氏。しかし、前労働党党首のキム・ビーズリー氏も、テレビ放映された討論でハワード首相よりも支持を獲得したが、選挙では敗退したという前例もある。

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