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RBAさらなる金利の引き上げ、11年間で最高の6.75%に

   【キャンベラ7日AAP】オーストラリア準備銀行(RBA)は7日、さらに0.25%の金利引き上げを発表し、国内の金利はこの11年間で最高の6.75%となった。2004年の連邦総選挙以来6度目となる今回の金利引き上げにより、平均的な変動金利制住宅ローンを抱える家庭のローン返済月額は約40ドル増加すると見られている。

   総選挙活動期間中にRBAが金利引き上げを行ったのは今回が初めてであり、前回の総選挙で低金利を維持することを公約に掲げて選挙を勝ち取ったジョン・ハワード首相は、さらなる金利の引き上げが選挙活動に大きな打撃を与えることから頭を抱えている。

   6日行われた中央銀行の月例会合で、10月に高いインフレーション率が記録されたことや物価圧力の過熱が一連の指標からも示されていることから今回の金利引き上げが決定された。エコノミストは、堅調な景気からRBAが早くて来月にも再び金利を引上げる可能性を指摘している。

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