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F1メルボルングランプリ、フレミングトンへの移動説が浮上

   【メルボルン7日AAP】ナインネットワークの報道によれば、メルボルンで開催されるフォーミュラワン(F1)グランプリの主催者は、レース会場を現在のアルバートパークからフレミングトン・レースコースへ移動させる極秘案を検討中だという。同案は、同グランプリ会長のロン・ウォーカー氏とF1を仕切るトップのバーニー・エクレストン氏が先週ロンドンで会合した際に話し合われたとみられている。 

   当初、主催者側はメルボルン東部のサンダウン・レースコースへのF1グランプリ移動を検討していたが、同コースにはF1に十分な大きさがないと判断されたといわれる。フレミングトンへの移動案は、まだVIC州政府やVIC州レーシングクラブによって検討されていないが、実現した場合には、年間のグランプリ設置費用を2000万ドル以上節減することができると期待されている。現在の契約が切れる2010年以降のメルボルンF1グランプリ開催地は、今後の数カ月で決定される予定。

   先週に同州議会で発表されたF1グランプリの報告書では、2006年のレースで3460万ドルの損失が出たことが明らかになっている。2007年の総収入は2006年の4750万ドルより少ない4340万ドルだった。

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