政治

総選挙前日の世論調査、2つに分かれた結果に

   【シドニー23日AAP】総選挙先日に発表された2つの世論調査結果は、明日の選挙でどちらの政党が勝利するか2つに分かれた結果となった。

   ニュース・リミテッド系紙のために1200人の有権者を対象に行われたギャラクシー世論調査では、保守連合と労働党のどちらを支持するかという質問に対し、48%が保守連合を52%が労働党を支持すると回答している。すべての政党中ではどちらも同じ支持率の42.5%となり、ジョン・ハワード首相に再選のチャンスがあることを示している。この調査は偽の小冊子に関するスキャンダルが明るみに出る前の火曜日と水曜日の夜に行われた。

   一方、月曜日から水曜日にかけてフェアファックス社のシドニー・モーニング・ヘラルド紙とエイジ紙のために2071人の有権者を対象に行われたニールセン世論調査では、すべての政党中で労働党を支持するとした回答者の割合は保守連合の支持率40%を上回る48%となり、保守連合と労働党のどちらを支持するかという質問に対しては労働党57%、保守連合43%という保守連合の敗北を示す結果となった。

   ギャラクシー調査では、62%の有権者が労働党の勝利を予測しており、保守連合の勝利を予測しているのは25%。首相として労働党のケビン・ラッド党首を支持する割合は51%となり、43%がハワード首相を支持している。

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