一般

路上での麻薬検査、12月1日から開始

   【ブリスベン30日AAP】12月1日から、QLD州で路上での違法薬物検査が開始される。同検査ではドライバーの唾液を調べることによって、マリファナ、スピード、アイス、エクスタシーを検出することができる。ドライバーが薬物影響下にあると判断された場合、初めての違反で最高1050ドルの罰金と最長9ヶ月間の免許停止処分を受けることとなる。

   保険会社AAMIが全国で2380人のドライバーを対象に電話とインターネットを通して行った調査では、QLD州のドライバーの15%が違法薬物の使用後に車の運転をしたことがあると回答しており、全国ではこの割合は12%となっている。違法薬物使用後に車を運転した経験がある割合は若者の間で高くなっており、全国では18~24歳の男性の28%と女性の17%が、大麻、エクスタシー、コカインを含む違法薬物使用後に運転したことがあると回答している。

   昨年のQLD州での交通事故死亡者の32%に当たる106人が、アルコールと麻薬が原因の1つとなって事故を引き起こしている。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら