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「スハルト元大統領、死去」 ラッド首相、追悼の意を表明

 【シドニー27日AAP】インドネシアのスハルト元大統領(86)が27日、多臓器不全で死去したことを受け、ケビン・ラッド首相はオーストラリア国民に代わりインドネシアに追悼の意を表明した。スハルト元大統領は1月4日からジャカルタの病院で入院していた。「

 強権で30年以上にわたりインドネシアで政権を築いてきたスハルト元大統領は、前世紀では最も長く政権を治めた1人。オーストラリア地域内外で影響力を持つ人物だった。

 ラッド首相は、「スハルト氏は東南アジア諸国連合(ASEAN)とアジア太平洋経済協力(APEC)の発展に関わってきた。一方で、人権問題や東ティモール問題では物議を呼んでいたこともあり、彼の政策に反対する人も多かった」と語った。ラッド氏は、オーストラリアとインドネシアは政治・安全保障において利益を共有しており、オーストラリアにとってインドネシアは「親密な国」であり「隣国」であるとした。

 また、ダウナー元外相は、「人権問題に関して批判されることが多かったスハルト元大統領だが、オーストラリアとインドネシアの良好な関係の維持に努め、オーストラリアの重要性を理解していた」とAAPに対して語った。

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