国際

チベットでの反政府運動に関して、中国政府に「自制」を要請

 

 【キャンベラ15日AAP】オーストラリア政府は、中国政府に対して、反政府抗議運動に対しては自制をもって対処し、チベットで平和的な抗議運動をさせるようにと申し入れた。

 チベットの首都ラサでは、ここ20年間で最大規模の反政府抗議運動が行われている。中国の警官隊は銃や催涙ガスの使って鎮圧にあたっており、これまでに少なくとも死者2名が出ている。今回の抗議運動が活発化した背景には、8月の北京オリンピック開催を目前にして、チベットをサポートする国際的キャンペーンが広がっていることがある。

 スミス豪外相は声明の中で「オーストラリア政府は、中国政府に対して平和的な抗議運動を許容するように要請しています。外務・貿易省では、ラサに滞在中のオーストラリア人8名と連絡を取っています」と述べている。北京にあるオーストラリア大使館でも、この8名以外にオーストラリア人がラサに滞在していないかどうか、確認作業にあたっている。外務・貿易省は中国への渡航情報を14日に更新し、現時点ではラサへの渡航を再検討するようにと注意を呼びかけている。
 

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