政治

連邦政府、ベビーボーナスの使途チェック制度導入を検討

 【キャンベラ19日AAP】少子化防止のために2004年に導入されたベビーボーナス(出産時に支給される育児補助金)制度はその支給額が7月1日に5000ドルに増額されるが、連邦政府は金銭の代わりに子供に必要な物を購入できるバウチャーを支給するように制度変更を検討中であると発表した。

 ベビーボーナス制度見直しが行われた背景には、親が支給金を自分たちの酒やドラッグ、ギャンブルに使うケースが見られるためで、ジェニー・マックリン家庭相は「無責任な両親が補助金を自分たちのために使ってしまわないように、そして確実に子供たちのために使われるようにその使途を政府が管理する」と述べた上で、現在はその導入方法について各州政府と調整が行われていると話した。

 同様の制度はNT準州の一部では既に開始されている。

 

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