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悪名高きギャング、カール・ウィリアムズの控訴審が開かれる

 

 【メルボルン18日AAP】昨年行われた裁判で、3件の殺人罪および殺人陰謀罪で有罪判決を受けた暗黒界の悪党、カール・ウィリアムズ被告の控訴審が、18日にメルボルンで行われる。同被告は、前回の裁判で35年間仮釈放なしの無期懲役刑を言い渡されている。

 ウィリアムズ被告は、2003年6月21日にジェイソン・モランさん(36)がエセンドン・ノースの駐車場で射殺された事件や、そのわずか2カ月後の8月18日にウエスト・サンシャインの排水溝でマーク・マリアさん(30)の黒焦げた遺体が発見された殺人事件、2004年3月31日には暗黒界のボス、ルイス・モランさん(58)がブランズウィックにあるバーで男2人に射殺された事件についての罪を問われている。

 ウィリアムズ被告側は判決を不服として上訴したため、18日に行われる控訴審では、刑が重すぎる点や、ベティ・キング裁判官の誤りなどについて主張するものとみられている。被告側の主張が認められなければ、同被告が仮出所できるのは少なくとも35年後となり、71歳になってからになる。

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