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「親は保育士たちを過大評価している」 調査結果で

 【シドニー7日AAP】子供を保育所に預けている親たちを対象にした調査結果において、回答者の62%が、自分たちの子供が通う保育所は少なくとも4人に1人の保育士が学士号を持っていると信じているのに対し、実際は10人に1人しか大学レベルの資格を有しないことが分かった。

 この調査の回答者は子供を保育所に預けるオーストラリア全土の親たち757人で、90%の子供たちが1日平均8時間保育所に預けられているということも調査結果で明らかになった。

 酒類・接客等労働者組合(LHMU)のルイス・タラント氏は「働く親たちのためにも、政府は保育士たちが適切な資格を取得できるよう投資を行うべき」とし、オーストラリアの技術者不足は幼児教育産業にも影響を与えていると話した。

 2006年7月に実施された別の調査結果によると、保育所に勤務する人の数は9万9275人。しかしながら2013年までに7320人の保育士不足が予想されているという。

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