【シドニー9日AAP】大量のアルコールを摂取し、酔っ払った若者がパブから締め出され、ストリートで暴行、犯罪など反社会的行動に関与する事件が増えており、シドニーでは若者の大量飲酒が深刻な問題となっている。
酒類販売許可店は現在、警察と協力し、メルボルンで実施されているパブやクラブのロックアウト(締め出し)の導入を避けたいとしている。しかし、警察はロックアウトは強制的に導入されるかもしれないと警告した。
英国エリザベス女王の誕生日だった週末、セントラル・シドニーでは薬物やアルコールに関連する逮捕件数は70件。週末に配備された警官数が多く、パーティーが多かったことで、逮捕率は平均を超えた。
サリー・ヒルズ警察署のドナ・アド二ー署長は、若者の大量飲酒は「深刻」な問題で、18歳~25歳の男性逮捕者が最も危険とした。アド二ー署長は「酔っ払った未成年者のグループがパブやクラブへの入館を断れ、家に帰らずにストリートに座っている様子も見られた」と語った。
VIC州警察は、午前2時のロックアウト制度を導入したメルボルンでは今週末の反社会的行動の発生件数が減少したと発表している。
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