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メルボルン 富裕層を狙ったひったくり事件 犯人の行方を追う警察

 【メルボルン23日AAP】富裕層が暮らすメルボルンのサウス・ヤラとトゥーラで女性を狙ったひったくり事件が発生しており、警察は犯人の行方を追っている。
 
 22日午後11時ごろ、レストランを出た女性4人がサウス・ヤラのオックスフォード・ストリートに駐車していた車に向かっていたところ、30メートルほど先にいた男が彼女たちに向かって勢い良く走ってきた。フードを被った男は車のトランクから女性(48)のハンドバックをひったくった。女性はハンドバックを取り戻そうとしたが、男が女性の顔をひじで突いて押しのけた。その後、男は一緒にいた別の女性(38)のハンドバックをひったくろうとしたが、その女性はハンドバックを投げて回避した。2人の女性は傘を使って男性を追い払った。
 
 同事件が発生する約2時間前、トゥーラのカンタベリー・ロードを歩いていた20代の女性2人がフードを被った男にかばんをひったくられる事件が発生している。
 
 被害者の証言によると、2つの事件の犯人の容姿は類似しているという。フード付きのトップを着た犯人は白人で身長は177センチぐらい、がっちりした体型で話し方にアクセントがあるという。

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