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米国で森林火災が多発 オージー消防隊員らが派遣される

 【シドニー12日AAP】森林火災が多発している米国を援助するため、オーストラリアとニュージーランドから消防隊員が派遣されることになり、今週末にも米国カリフォルニアに向けて出発する。

 米国では今年に入ってからの6カ月間に、60件以上の森林火災が発生し、およそ120万ヘクタールが焼けている。この被害は例年の1年間分の被害に相当するという。

 今回派遣されるのは、オーストラリア人とニュージーランド人から成る44名の派遣団で、今週末にカリフォルニアに発つことになっている。派遣団の構成は、NSW州から10名、VIC州から9名、WA州から8名、ACTから4名、TA州から3名、SA州から1名、ニュージーランドから9名となっている。派遣団はへき地で地元消防団を援助したり、方策や戦略上の専門的なアドバイスを行う。

 ネイサン・リースNSW州緊急サービス大臣は12日、NSW州から派遣される消防隊員5名と国立公園・森林作業員5名を公式に送り出しており、「全米合同火災センターから正式な援助要請があり、イエマNSW州政府は迷うことなく援助に同意しました」と述べた。

 米国には2006年にもオーストラリアから消防隊員が派遣され、この時には消火活動で数千名の隊員の調整にあたった。

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