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ローマ法王ベネディクト16世、ワールド・ユース・デーのため初訪豪

 【シドニー13日AAP】ローマ法王ベネディクト16世(81)が13日午後3時ごろ、ワールド・ユース・デーを祝うため、リッチモンドRAAF基地に到着した。

 通例の白いローブを身につけ、赤い靴を履いたローマ法王がターマックに姿を見せると、拍手が沸き上がった。その後、ローマ法王は笑顔でケビン・ラッド首相と両手で握手を交わし、挨拶を行った。

 ローマ法王ベネディクト16世にとってオーストラリア訪問は今回が初めて。

 豪州総督執務室の代表者、モリス・イエマNSW州首相、そのほかの関係者から温かく迎え入れられたローマ法王は、その後ラッド首相からRAAF基地の建物内を案内された。

 ローマ法王は厳重警備がしかれる同センター内で4日間を過ごす予定で、ピアノを弾くなどしてリラックスされる。17日にはシドニーハーバーで行われるWYDのプログラムに参加される。

 ローマ法王はローマからシドニーへ向かう飛行機の中で、今回の訪豪の機会を利用して聖職者による性的虐待に対する謝罪を行いたいと語った。

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