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Y世代は貯金よりも今が大事 調査結果で

 【キャンベラ5日AAP】ソーシャル・ネットワーク・サイトの「フェースブック」上で行われた調査では、いわゆるX世代、Y世代と呼ばれる若者の多くは将来のために貯金をするよりも、その日暮らしで生活していることが明らかになった。

 21歳から34歳の回答者400人のうち、収入がなくなっても6カ月以上生活していけるほどの貯金があるとしたのはたったの20%。全く貯金がないと回答した人は30%以上もいた。

 貯金口座比較サイトのリチャード・グリーンウッド氏は、「親の世代は将来のために貯蓄を行うことが普通であったが、現在35歳未満のX世代やY世代の若者たちは今を楽しみ、欲しいものがあれば借金をする」と述べ、現代の若者たちはその日暮らしの傾向があることを指摘した。

 同氏によると、現在の高利率(8%)では、口座開設時に500ドル入金し、隔週で150ドルずつ貯金すると5年後には2万4000ドルになる。また、まとまったお金がすぐ必要でないなら定期預金にするとさらに利率は上がり、引き出したくなる欲求も回避できるとグリーンウッド氏は話した。

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