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経済減速でも雇用に影響はなし

 【キャンベラ7日AAP】豪州統計局(ABS)は7月の雇用状況について、フルタイムの新規雇用者が5万3700人にまで増加したことを発表した。豪州準備銀行(RBA)は今週、経済が減速している兆しがみえるとのことで公定歩合引き上げを見合わせたが、雇用状況には影響は出ていないようだ。

 ABSの報告によると、季節調整された7月の全体の雇用者数は1万9000人増加したが、パートタイム労働者は4万2800人に減少した。7月の失業率は4.3%で、4カ月間変更はない。

 各州における7月の失業率は以下のとおり(かっこ内は前月の失業率)。

NSW州:4.7%(4.6%)

VIC州:4.6%(4.6%)

ACT:2.7%(2.7%)

QLD州:3.7%(3.8%)

WA州:3.1%(3.2%)

TAS州:4.5%(4.2%)

NT準州:2.9%(3.2%)

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