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シドニーの3病院で危険な細菌の陽性反応

 【シドニー26日AAP】セブン・ネットワークは、シドニー周辺の病院で行われた検査の結果、フェアフィールド、ウエストメッド及びコンコルドの各公立病院で、潜在的に致死性を持つ黄色ブドウ球菌の陽性反応が出たと伝えた。

 今回陽性反応が出た細菌は、メシチリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)を発症させる可能性がある。セブン・ネットワークによると、NSW州はMRSA発症率が他州よりも高く、SA州やWA州と比較すると発症率は2倍も高い。

 外科専門学校のスポークスマンであるリチャード・ウエスト氏は、MRSA感染で死に至ることもあるとした。また、黄色ブドウ球菌の院内感染予防には病院職員が患者に接する前に手を洗うことが一番であることから、患者たちは診察を受ける前に、医者や看護師に対して手を洗うよう要求すべきだとも述べた。

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