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路上で助けを求めるふり 善意のドライバーに襲いかかる

 【シドニー14日AAP】乗用車を運転していた18歳の女性が、路上で困っている男女を助けようと車に乗せたところ、逆に襲撃されるという事件が起きた。

 事件現場は、NSW州ハンターバレーのラブデール・ロードで、13日午後5時30分ごろに、アジア系の男女が道路脇に銀色のハッチバックを停めて、その横で手を挙げて通行車に停車を求めていたため、女性が車を停めた。

 警察の声明の中で「男は女性に、車が故障したため近くのホテルまで乗せてもらいたいと頼んだ。女性は了承して、男女を車に乗せた。その直後、男は女性を脅して、つかみかかった。女性は何とか男を振り払って、現場から逃れた」と発表されている。捜査官が事件現場に到着したときには、犯人の男女もハッチバックもなくなっており、女性の車は現場付近に乗り捨てられていた。

 犯人の男はアジア系の風ぼうで、身長は約180センチほどの痩せ型。顔にはニキビ跡があり、髪は短く金髪に染めていた。事件当時、男はブルー・ジーンズを履き、分厚い腕時計をしていた。女もアジア系の風ぼうだった。捜査官は、この男女が13日午後に数台の車をヒッチハイクしようとしていたとみており、市民に情報提供を呼びかけている。

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