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アスベスト除去 全国で実態調査必要

【シドニー2日AAP】  オーストラリアのアスベスト除去を推進する団体、アスベスト・セーフティー・アンド・エラディケーション・エージェンシー(ASEA)は2日、改装工事が進むシドニーのオペラハウスでアスベストの使用が発覚したことを受け、全国で早急にアスベストの実態調査を行うべきとの見解を示した。

 

電気業界組合は2日、オペラハウスにアスベストが使用されていることが確認されたのを受け、改装作業を中止した。同組合によると、作業をしていた25人が約1週間にわたり、アスベストの危険にさらされていた可能性があるという。

 

ASESのピーター・タイ最高責任者は、オペラハウスでは「作業員を守るシステムが機能していなかった」、「来週になれば、また他の場所で同じことが起きるだろう」と述べ、アスベストをそのままにして管理するより、すべて除去すべきだということが改めて示されたと話した。

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