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走行中の車から散弾銃で無差別銃撃 警察の捜査難航

 【ゴールドコースト6日AAP】ゴールドコースト在住の家族が週末、走行中の車から散弾銃で無差別に銃撃された事件で、有力な手がかりをつかめないまま警察の捜査は難航している。

 ニール・ベンソンさん、ダナ・スケーツさん、スケーツさんの2人の息子、ベンさんとレビさんは4日夕方、パラダイス・ポイントにある自宅の周辺を歩いていた際に銃撃を受けた。スケーツさんは突然の銃撃の中、複数のバックショット弾を受け、銃弾の1つは頚動脈をかろうじて外れた。23歳のベンさんは家族の中で唯一けがを免れた。

 警察は現在、後部のバンパーがグレーで塗装された黒っぽいツードアのスポーツカーの所有者の確認を急いでいる。

 ピーター・グレイ捜査官は「この家族がなぜ銃撃されたのか見当がつかない。動機も見つからないので、おそらく無差別の犯行だろう」と語った。

 警察は犯行に使用された銃弾から犯人の割り出しを試みており、一般的に鳥の狩猟に使用される銃弾、ウィンチェスター・スーパー・エックスの販売店や使用者に聞き込みを行っている。犯行に使用された銃弾は強い衝撃を与えるものではないとされているが、被害者の命が助かったことは幸運だった。

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