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豪防衛軍、先住民コミュニティでの任務を終了

 【キャンベラ31日AAP】昨年6月からNT準州の先住民コミュニティに派遣されていた豪防衛軍部隊が任務を終了することになった。

 ハワード政権下の昨年6月に、連邦政府はNT準州の先住民アボリジニのコミュニティへの介入を実行し、防衛軍の陸・海・空軍兵士600名が現地で任務にあたっていた。この中には、機動部隊「ノーフォース」の兵士400名が含まれていた。

 ウォレン・スノードン防衛科学人事大臣は、31日、任務の終了を発表し、11月に部隊は撤退する予定だと述べた。「通信、輸送、後方支援などがかなり要求される中で、兵士らはNT準州の緊急事態に対して素晴らしい貢献をした」とスノードン大臣。また、部隊は先住民児童の健康診断の実施や、18もの警察署の設置や安全な住居の提供においても貢献している。

 任務遂行中の防衛軍の移動距離は、陸路が54万4000キロ、空路が14万2000キロ、海路が4万6000海里となった。先住民コミュニティへの介入は、防衛軍デーブ・チャマーズ少将の指揮下で続行される。

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