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アルコール検査員がパブ・クラブで見回り メルボルンカップ

 【シドニー4日AAP】NSW州で7月1日に導入されたアルコールに関する新法のもと、パブやクラブで酔っ払うことは違法行為とみなされるようになった。これを受け、メルボルンカップが開催される4日、シドニーやNSW州各地のパブやクラブに検査員が派遣され、飲み騒ぐ人々が法律を順守しているかの見回りを実施する予定。

 ゲーム・レース相のケビン・グリーン氏は「店のスタッフから退去を求められた場合、その要求に従わなければならない。従わない場合、警察に通報され、その場で550ドルの罰金が科せられる」と声明文で述べた。

 検査員はシドニーCBD、パラマタ、ヒルズ・ディストリクト、マンリー、メイトランド、ニューキャッスル、レイク・マッコリー、セントラル・コースト、ウーロンゴン、ダボで見回りを実施する。

 「検査員は酒類販売許可制度に基づく条件や新法に準じたサービスを提供することを強制し、酔っ払い、未成年者、セキュリティーの取り締まりや群衆整理を行う」とグリーン氏。

 NSW州ゲーム・レース省によると、昨年同州のTABでメルボルンカップのレースに賭けられた総額は4500万ドル以上。グリーン氏は人々に対し、適度な飲酒を呼びかけると同時に、よく考えて賭けるように勧告した。

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