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バルセロナ自動車テロ 豪人少年が不明

【シドニー19日AAP】   スペイン・バルセロナで発生したバンによる無差別死傷事件発生後、オーストラリア人の少年が行方不明になっている。

事件は18日、バルセロナのランブラス通りで発生。観光客で賑わう一帯でバンが無差別に人をはね、少なくとも100人が負傷、死者も12人を超えた。ジュリアン・カドマン君(7)は事件後、重傷を負った母親のジョムさんとはぐれた。2人は結婚式に出席するため、シドニーからスペインを訪れており、父親のアンドリューさんも息子を探すためにバルセロナに向かった。ビショップ外相によると、今回の事件でオーストラリア人4人が負傷している。

ターンブル連邦首相はTAS州の自由党大会で19日、少年の家族の苦しみに触れ、「ジュリアン君の無事を祈ろう」と呼びかけた。同首相はまた、「国として初となる、混雑した場所を想定したテロ対策プランが間もなく明らかになる」と発表した。対策プランには自動車による攻撃を防ぐ方法も含まれ、企業やカウンシルに配布される。

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