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日本の捕鯨妨害を中止 シーシェパード

【シドニー29日AAP】   環境保護団体のシーシェパードは過去12年にわたって南極海での日本の捕鯨船の妨害を行ってきたが、日本政府の経済・技術力に太刀打ちできないとして活動を中止すると発表した。

6月に日本政府が捕鯨活動に公的資金投入を固定し、環境保護団体から活動を守るために南極海に船舶を送ることを許可する新たな法を導入したことで、シーシェパードは捕鯨船に接近することが難しくなった。ブランディス法務大臣は当時、「引き続きクジラの保護と商業捕鯨の世界的な一時中断を支持して闘っていく」と述べている。

シーシェパードは連邦政府に対し、日本政府に立ち向かうよう求めるとともに、日本だけでなくノルウェーやデンマーク、アイスランドの捕鯨活動中止に向けて新たな計画に取り組んでいる。

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