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医薬品の効き目強力に 依存症が急増中

【シドニー31日AAP】  オーストラリアで効き目の強力な医薬品が増えるなか、薬局で購入できる鎮痛剤などに依存する人が増えていると、薬物問題を研究するペニントン・インスティテュートの最新の報告書が伝えている。フェンタニル、ペチジン、トラマドールなどの過剰摂取による死亡事故が急増しているという。

 

報告書によると、2011年~2015年にオピオイド系鎮痛剤による死亡者数が3601人と、2001年~2005年の2倍となり、このうち1556件がオキシコドン、モルヒネ、コデインの過剰摂取による事故死だった。また、フェンタニル、ペチジン、トラマドールが796件だった。とくにフェンタニルによる死亡事故は、10年間で約8倍と急増している。

 

ペニントン・インスティテュートのジョン・ライアンCEOは、薬物依存を健康問題としてとらえる国全体としての取り組みがなければ、さらに多くの命が奪われると警鐘を鳴らし、「いろいろな薬を試すうちに依存状態に陥ってしまう人がおり、コミュニティにおいての教育が必要だ」と話した。

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