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51歳男性が遊泳中に行方不明、サメに襲われた恐れ

 【パース27日AAP】WA州で男性がシュノーケル中にサメに襲われたとみられており、救助隊が男性の捜索を続けている。

 行方不明になっているのはポートケネディ在住の51歳の男性で、27日午前7時15分ごろ、24歳の息子と一緒にWA州パース南方のロッキンガム付近のビーチで遊泳していたところ、突然姿が見えなくなった。息子は泳いで岸に戻り、付近の民家に助けを求めた。

 目撃者らは、この付近で水面にヒレが見え隠れするを目撃しており、海水が血の色に染まったと警察に証言している。マーク・バレンタイン警部代理「とても衝撃的で暴力的なことが起きた。サメの攻撃である可能性があるとして、私たちは対応している」とAAPにコメントしている。

 直ちにビーチは閉鎖されており、警察や海難救助パトロール、ヘリコプター3機が行方不明の男性の捜索を続けている。このビーチは全長10キロの人気の遊泳スポットで、事故当日は早朝の温暖な天候のため、多くの人々が遊泳していたという。捜索活動は男性が発見されるまで続行される予定だが、時間の経過とともに生存の可能性は薄らいでいる。

 ABCオンラインの報道によれば、行方不明の男性はこの地域に住み、銀行分野の仕事をしており、定期的にこのビーチで水泳をしていたという。

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