政治

「ベジマイトなしの朝食はあり得ない」 ギラード首相代行

 【メルボルン8日AAP】政府の特別対策委員会は、多量の油や砂糖及び塩を含む食品に対し特別税をかけるなどして、こういった食品の摂取を抑制させる方法を検討しているが、これを受けてジュリア・ギラード首相代行は8日、ベジマイトが店頭から撤去されることはないと述べた。

 ギラード首相代行はメルボルンでレポーターに対し次のように話した。「ベジマイトはオーストラリアの一部であり、我々の歴史及び将来の一部である。私もベジマイトを食べるととても幸せな気分になるし、オーストラリアでベジマイトの販売が禁止されることなどあり得ない」。

 この特別対策委員会は、肥満などの予防可能な健康問題に関して国民に対応策を勧めるために昨年、連邦政府が設置したもの。8日付のザ・オーストラリアン紙によると、オーストラリアでは2008年、これらの健康問題に対して83億ドルもの税金が費やされた。

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