一般

レンタカー会社、悲痛の両親に料金請求

 【メルボルン14日AAP】14日付ニューズ・リミテッド系紙の報道によると、ニュージーランド・ウェリントンにあるレンタカー会社は、同国の氷河で死亡した兄弟の両親に対し紛失した車の鍵代やレッカー代など最高1600ドルになるとみられる金額を請求している。

 メルボルン出身のアクシェイ・ミランダさん(22)と兄のアシシュさん(24)はニュージーランド南島にあるフォックス氷河で、氷河の崩壊に遭い死亡した。2人が借りたトヨタ・タラゴの鍵を持っていたのはアクシェイさんだがその遺体は発見されていない。

 レンタカー会社の社長、エドウィン・チャンさんはヘラルド・サン紙に対し次のように述べた。「(今回の件に関して)わが社が受けた請求はすべて家族に渡す。超過料金は請求していない。2人が亡くなったことに同情しているが、我々もビジネスがあり支払いがある。感情的な脅迫は通用しない」。

 ミランダさんの両親は、数日中にもアシシュさんの遺体と共にVIC州に戻るものとみられている。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら

一般

国内各地でDVの抗議デモ

【ACT28日】   28日、首都キャンベラを筆頭に国内の複数都市でDVの抗議デモが行われた。アルバニージー連邦首相も「文化、男…