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VIC州警察 1375万ドルの報奨金が未払い

 【メルボルン19日AAP】ジ・エイジ紙は、VIC州警察は州内の凶悪犯罪を解決するために提供された情報に対する報奨金1375万ドルをいまだ支払っていないと報じた。

 ボブ・キャメロン警察相は、報奨金はVIC州政府の管理のもとで支払われるとした。また、犯罪学のポール・ウィルソン教授は、この状況は報奨金の無効性を示していると語った。ウィルソン氏は「政治家や警視総監らは報奨金を使用することを好む傾向にある。これは報奨金を使用することで、国民に対して凶悪犯罪の解決のために何か行動を起こしていることを示すことができるからだ」と語った。

 警察と法務省は過去10年で報奨金を支給していないことを認める一方で、数々の凶悪犯罪の解決のために報奨金の提示や報奨金の増額を行っている。

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