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オーストラリア・デー 120カ国から約1万3000人が市民権を獲得

 【シドニー26日AAP】オーストラリア・デーの26日、オーストラリア各地で120カ国の出身国から1万3000人以上の人が市民権を獲得し、オーストラリア人として最初の日を迎える。国内318カ所でさまざまな式典が行われる。

 26日、アデレード・オバールで南アフリカ共和国とクリケットの試合を行うSA州では、40人がオーストラリア市民になる。NSW州ではシドニーのハイド・バークで開かれるピクニックに新たに市民権を獲得した2800人オーストラリア人が歓迎を受ける。

 クリス・エバンズ連邦市民権相は「オーストラリア・デーは全国民が国家の特別の日を享受し、このような素晴らしい国の国民であることを祝う日である。オーストラリア市民となることはこの国に対する責務と忠誠心、また共通の未来を共有する願望を示すこと。オーストラリアは200カ国以上の国の出身者の文化や伝統が集まった豊かな国となった」と語った。

 1949年以来、400万人の人がオーストラリア市民権を獲得してきた。2009年度はオーストラリア市民権制度が発足して60周年目を迎える。

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