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オーストラリア・デーの移動を望む 「アボリジニだけではない」

 【シドニー26日AAP】2009年オーストラリア・オブ・ザ・イヤーを受賞したミック・ドッドソン教授は、オーストラリア・デーの移動を望んでいるのはアボリジニだけではないとした。

 ドッドソン教授はフェアファックス・ラジオ・ネットワークに対し「私はオーストラリア・デーの移動を提案しているわけではない。この件に関して話し合いを持つべきと主張しているだけ」と語った。

 教授によると、1月26日を「アボリジニの国」が外国人によって侵略された日と認識しているのはアボリジニだけではないとした。また、教授はオーストラリア・デーを1月26日と決定した際、我々アボリジニはその話し合いに参加さえできなかったとし、オーストラリア・デーの移動について話し合わないことはアボリジニに対する「さらなる排除的行為」になるだろうと語った。

 ドッドソン教授は、昨年2月13日にケビン・ラッド首相がアボリジニに対し謝罪を行ったことは「我々の歴史において偉大な出来事」だったとした。「これこそがオーストラリア人が互いに協力し、友好を示す良い例」とドッドソン氏。

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