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プライド・マーチに約5万人が参加 「ゲイ・プライドを祝う」

 【メルボルン1日AAP】第14回プライド・マーチが1日、メルボルンのセント・キルダで行われ、老若男女、ゲイ、ストレートの人などあらゆる人が集まりゲイ・プライドや多様性を祝った。

 今回のテーマは「あなたの権利、私たちの権利、人権」。厳しい暑さの中、約5万人がイベントに参加した。

 観衆から最も声援を受けたのはゲイの警察グループを率いたVIC州警察長官のクリスティーン・ニクソン氏だった。ニクソン氏は2002年に警察官を率いてプライド・マーチに参加し、プライド・マーチに参加した最初の警察長官として歴史的偉業を達成した人物。「クリスティーン」という歓声と熱狂的な拍手や口笛で盛り上がる観衆に対して、ニクソン氏はパレード終了後の式典で警察長官在職期間中に多くの支持を得たことに感謝を示した。ニクソン氏は3月末で警察長官の座を退く予定。

 議員とその支持者のグループを率いたロブ・ハルズVIC州副州首相も、同州の人権に関する法律改正に大きく貢献したことに対し観衆から大きな声援を受けた。ハルズ氏は「今日という日は全ての人が互いに尊重し合い、一人一人が大切にされる社会を築くためにある」と語った。

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