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SA州政府、アンザック・デーに店の営業を控えるよう呼びかけ

 【アデレード27日AAP】SA州の産業関係相が、アンザック・デーの午前中は戦没者らに敬意を払うためにも営業を控えるようにと小売店に呼びかけている。

 ポール・カイカ産業関係大臣によれば、今年のアンザック・デーは土曜日にあたっており、多くの主要小売店やスーパーマーケットは営業時間法に従って、終日営業を行わないという。また、同大臣は権限を行使して、その他の大型小売店に対しても正午までは営業を控えさせると述べている。

 小規模の商店や専門店などに対しては、戦没者に敬意を払うためにも、正午までは営業を行わないようにと呼びかけている。「アンザック・デーには行進や式典などが催され、然るべき敬意が表されるようにしたい。また、戦時中に国に奉仕した人々を追悼する機会を皆に持って欲しい」とカイカ大臣。

 野党の退役軍人局スポークスマンのマイケル・ペンギリー氏も、カイカ大臣の呼びかけを支持しており、「アンザック・デーの厳粛な追悼を保護し、敬意を表する必要がある」、「正午まで営業を控えることは、戦没者らに敬意を表する象徴的な行動だ」と述べている。

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