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福祉団体、少年犯罪者の収容人数の減少を要求

【キャンベラ16日AAP】   コミュニティー福祉団体のミッション・オーストラリアは、少年犯罪者を拘置所に収容することが犯罪率を減少させるための効果的な方法ではないとした。

ミッション・オーストラリアによると、少年犯罪の再犯を予防するためのプログラムを実施するほうがより良い結果を生み、コストも削減できるとし、政府に対して収容中の少年犯罪者数を減らして更生プログラムを強化するように求めた。

オーストラリア保健・福祉委員会によると、毎年18歳未満の少年1万3000人が少年司法制度のもとで裁かれ、約1000人の少年が現在全国各地の拘置所に収容されている。この数字は4年連続で増加している。

ミッション・オーストラリアのスポークスマンのアン・ハンプシャー氏は、特に拘置所への収容には多額の税金が使用されることから、この統計は好ましくない結果とした。

ハンプシャー氏は声明文で「ダイバーショナリー・プログラムは、少年らの問題行動の兆候に気付き、犯罪の常習性を阻止するため、できる限り迅速に少年らと共に活動に取り組むことから、こう呼ばれている。言い換えると、少年司法制度の適用、再適用を阻止するプログラムである」と述べた。

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