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大学で女子の割合が男子を上回る

【キャンベラ3日AAP】   大学で女性の占める割合が男性を上回っており、この傾向が進む可能性があることが、最新の研究で示唆された。

オーストラリア国立大学の調査によれば、ここ100年近くのデータを用いて大学入学者を調べたところ、1911年の調査では、女子大学生は全体の22%の計539名だったという。その後、女子の割合は増加していったが、1950年代には帰還兵士の入学優遇措置によって割合が20%以下へと激減した。1980年代中盤に、男女比が等しくなり、現在では女子が全体55%となっている。研究「オーストラリアの大学における男女間格差」の共同執筆者、アリソン・ブース教授は「この傾向は、今後も継続するか、さらに進む可能性がある」と述べている。

その一方、オーストラリア人女性の労働力参加率は全体の約45%に留まっている。ブース教授は、諸外国と比較してオーストラリア人女性の労働力参加率が低いのは、子供を持つ女性に対する政府の支援が足りないためだと指摘し、「政府は育児休暇やチャイルドケアの充実について論じているが、改善されている兆候があまり見られない。これは非常に重要な政策分野であり、政府が大きな変革を押し進めないことに、私は驚いている」と続けた。

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