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ヘンドラウイルス治療薬 4人に臨床実験

【ブリスベン15日AAP】   ヘンドラウイルスに効果のあるという抗ウイルス薬「リバビリン」の臨床実験が行われており、4人の被験者が静脈内に投与されている。薬の副作用には、貧血や胎児の先天性欠陥症などが含まれる。4人はQLD州ロックハンプトンの病院内におり、メディア同意書への署名を拒否しているため身元は公表されていない。

今月8日には、QLD州でヘンドラウイルスに感染した馬1頭が死亡し、同じ厩舎にいた馬11頭が隔離された。ウイルス感染の検査結果は週明けに明らかになる予定。人がヘンドラウイルスに感染した場合、死に至る恐れもあるという。今週、ウイルスに接触した可能性のある18人が1回目の検査を受け、結果は陰性だった。しかし、QLD州保健局によれば、ヘンドラウイルスの潜伏期間は5~18日であるため、2週間後に2回目の検査が行われる予定だという。

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