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NSW政府、祝日営業の規制を強化

【シドニー12日AAP】   NSW政府は、ボクシング・デーの営業に関する規制を強化した。これにより、大手販売店が祝日に従業員に労働を強いるのが難しくなる。

宗教団体や地域団体は、昨年のボクシング・デーに、NSW州の至るところで営業が行われていたことに憤慨した。シドニーとニューカッスルの市中心部や小規模の店は、これまで通り、祝日営業規制の対象外となっている。けれども、郊外の大型販売店が規制控除を申請するのは困難となり、たとえ控除の承認を受けたとしても、地域団体が取り消しを求めて上訴できるようになる。

ショッピングセンター所有者も、テナントに祝日営業を強いることができなくなる。もしもテナントが、クリスマスやボクシング・デー、グッド・フライデー、復活祭の日曜日、アンザック・デーの午前中に開店することを強要された場合、州の規制の下で賃貸契約は無効となる。NSW州労働組合のレノン秘書官は「小売店の従業員は、家族と過ごす時間がもっと欲しいと訴えている」と述べた。

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