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北西沖でボート難民83人を保護

【キャンベラ12日AAP】   12日午前0時ごろ、オーストラリア北西沖の海上で、庇護希望者83人の乗ったボートが国境警備隊によって発見された。

現場はアシュモア島から南へ約80海里の海上で、偵察機がボートを発見したという。ボートには乗組員4人と乗客83人が乗っていた。オコナー国務相は「乗っていた人々は無事で、彼らはオーストラリアに来ることを希望している」と発表した。庇護希望者はクリスマス島に移送されて、そこで保安検査、身元確認、健康診断などを受ける予定。

庇護希望者の乗ったボートが阻止されるのは今週で2度目で、7日にも同じ海域で7人が発見されたばかり。この他にも、木製ボートでオーストラリアに向かおうとしたアフガニスタン人56人がインドネシアで拘束されている。

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