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SAでQLD産マンゴーをリコール  

【アデレード14日AAP】   SA州に向けて出荷されたQLD州産マンゴーからミバエの幼虫が発見され、12万個以上が回収されている。

SA州バイオセキュリティー局は、幼虫が確認された生産者からの農産物をすべてリコールするよう要請した。一方、ミバエの幼虫発見は大発生を引き起こすわけではないという。仕入れ先は消毒による対応を考えたが、害虫被害の深刻さを考慮して、スーパーの陳列商品を含む全面回収を決定した。

国内のマンゴー生産業団体は、今回のリコールの影響でクリスマス期間中にマンゴーが不足することはなく、価格への影響もないと保証する。今後数週から来年にかけて、国内全体に良質な果物が十分行き渡るという。今週だけで、トレイ数58万7000のマンゴーが国内市場に出荷されたが、リコールはこのうち僅か2%未満に過ぎないという。

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