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ココス諸島沖で船が沈没 15人を救助

【メルボルン2日AAP】   オーストラリア西部のココス諸島沖で船が沈没し、15人が救助された。豪海上警備局(AMSA)は1日午後10時40分ごろ、ココス諸島から北西350海里の地点にいる船から遭難信号を受信した。その後、AMSAは周辺の船に救助を依頼する連絡を行ったという。連絡に応答した船2隻のうち、天然ガスを運送していた商船、LNGパイオニアが遭難者に救命ゴムボートを投げ込むなどの救助活動を行った。また、もう1隻の台湾船もLNGパイオニアの救助活動を援護した。

AMSAは「沈没した船には約40人が乗っていたとされているが、正確な数は不明。現時点で遺体は発見されておらず、まだ生存者がいることが期待される。しかし、遭難者が海に投げ出されてからすでにかなりの時間が経過していることから、彼らの安否が懸念される」としている。

救助活動が難航している理由について、AMSAは遭難者の数が多いこととLNGパイオニアが大型船であるため救助活動が困難であることを挙げた。現時点で乗船していた40人が亡命希望者であるかどうかは分かっていない。

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