一般

絶滅危惧のワラビー糞を発見 WA

【パース12日AAP】  WA州の北部キンバーリー(Kimberley)で発見された小さい糞のかけらが、絶滅したと考えられていたイワワラビーのものであることが確認され、発見した科学者らからは歓喜の声が上がっている。イワワラビーは1970年代から姿を消していた。

 

イワワラビーは体長が約30センチメートルほどで、体はねずみ色の毛に覆われており、先がブラシのように毛羽立った明るい茶色の尾が特徴。オーストラリア博物館の科学者たちは、先住民族のレンジャーが発見した糞から採取したDNAを分析した結果、イワワラビーのものと断定した。

 

糞を発見したレンジャーのワイナ氏は、非常に興奮しているとした上で、「いなくなったと思っていたワラビーが、このキンバーリーの地に生息していることが確認され、土地を健全に保存していくというわれわれの仕事にも、素晴らしい励ましになる」と話した。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら

一般

過去50年で最大の地震 QLD

【QLD17日】   QLD州で16日午前、過去50年で最大規模の地震が発生した。震源地からおよそ250キロメートル離れたブリスベンで…

一般

今年最も寒い夜 国内各地

【NSW18日】   17日夜から18日朝にかけて、オーストラリアは今年に入って最も寒い一夜を迎えた。NSW州は過去7年以上で最も寒…

生活

運転免許試験に2か月待ち NSW

【NSW18日】   NSW州で運転免許試験の需要が高まっている。初心者用のラーナー(L)免許保持者は、本試験を受けるのに最長2…