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ラッド首相、アフガンへの増派を支持

【キャンベラ2日AAP】   オバマ米大統領がアフガニスタンに兵士3万人を追加増派する方針を発表したことについて、ラッド首相が歓迎の意を表明した。

オバマ大統領は「できるだけ速いペース」でアフガニスタンに3万人を増派し、アフガン治安部隊への任務移譲を加速させ、2011年7月から駐留米軍の撤退を開始させる方針だと発表した。これについて、ラッド首相は声明の中で「オバマ大統領の戦略は、豪政府のアプローチと完全に一致している。私たちはアフガン治安部隊の訓練に従事しており、治安維持任務を移譲できるように取り組んでいる。国の統治と治安向上において、アフガニスタン政府が本分を尽くすことを期待している」と述べた。

現在、約1500人の豪軍兵士がアフガニスタンに派遣されており、そのうち大半は南部のウルーズガーン州に配備されている。ラッド首相とフォークナー国防相は、豪軍の増派について否定した。

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