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19歳少年、レンガで警官の顔面を殴る

【パース26日AAP】   WA州北部で25日未明、19歳の少年がレンガで警官の顔面を殴り、起訴された。暴行を受けた警官は顔面に重傷を負い、形成外科手術を受けるため3000キロ離れたパースの病院に空輸された。

25日午前2時少し前、WA州キンバリー地域ウィンダムでアボリジニの2家族間で争いが起きているとの通報があった。警察が現場に出動し、争いに対処していた際に、デビッド・ラッド巡査(32)が19歳の少年から暴行を受けた。

事件当時、最大80人が争いに加わっており、19歳の少年のほか4人が起訴された。少年は26日にカナナラ裁判所に出廷する。2家族間の不和の原因は、今から約30年間さかのぼるといい、飲酒によって争いがあおられたとみられている。

警察は「捜査が続けられているが、見つけ出されなければならない人物が多いため、時間がかかる。この争いには最大80人が関わっていた」と述べた。

ラッド巡査は、鼻の骨折など顔面に重傷を負い、形成外科手術のためパースまで3000キロ以上を空輸された。巡査には妻と2人の子供がいるという。

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