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余った食料で恵まれない人を支援

【キャンベラ25日AAP】【キャンベラ25日AAP】レストランで余った食料を空腹に苦しむ人々に提供する慈善団体「OzHarvest」を運営するロニー・カーン氏(57)が2010年度のオーストラリア・ローカル・ヒーローに選ばれた。

20年間ケータリングの仕事に従事してきたカーン氏は、レストランで捨てられる膨大な食料の量に愕然とし、何か行動する必要があると感じた。2004年に設立したOzHarvestはレストランやイベントで余った食べ物を集め、恵まれない人々に配給する慈善団体である。OzHarvestはシドニー、キャンベラ、ウーロンゴンにある慈善団体163箇所に食事を提供しており、それは1カ月に11万食分にもおよぶ。また、この活動によって、大量の食料がごみ捨て場に破棄されることを防ぐこともできる。

カーン氏は、オーストラリアでは毎年50億ドル以上に相当する食料が捨てられていることは驚愕の事実だとした。

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