政治

政府、移民政策の規制強化へ

【シドニー8日AAP】   連邦政府は移民政策の規制強化を計画しており、今後2万人の移民申請が無効になる可能性がある。

報道によると、移民政策が変更されれば、料理人、美容師、会計士などの職に就く外国人の移民申請が認められなくなる。そして雇用主のスポンサーがある医師、看護師、高校教師など、高度な技術を持つ技術労働者の移民が優先される。また、将来的には社会的価値の高い特定の職種、高学歴者、英語能力の高い者、経験豊かな者に移民申請を認可するような制度へと変わる可能性もある。

ニューズ・リミテッド社は、政府はスポンサーを受けていない移民のうち当初に選択した職種に就いているのは半数だけという事実を受けて、このような移民を排除する姿勢をみせていると報じている。また、フェアファックス社によると、政府は現在使用している需要の高い技術職リスト(106職種)を廃止し、移民の査定に使用されるポイント査定システムを見直す予定。

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