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肝移植後死亡の女性 家族に多額の負債

【パース7日AAP】   元ヘロイン中毒で、2度目の肝臓移植手術を受けた後、死亡したパースの女性の家族に対し、WA州政府は、手術費用として融資した25万ドルの返済を求めることに変わりはないことを明言した。

クレア・マリーさん(享年24)は、政府の助成金による1回目の肝臓移植手術を受けた後、ヘロイン使用を再開したため、再度の肝臓移植が必要となったが、オーストラリアでは再手術が認められなかったため、シンガポールに行き、叔母の肝臓の一部の移植を受ける手術を受けた。しかし、心臓周辺にあった血塊の除去手術が失敗に終わり、先週、死亡した。シンガポールでの手術費用として、WA州政府は2年間無金利で25万ドルをマリーさんに融資した。

同州首相によると、マリーさんの家族から返済に関する連絡はないが、今後2年間のうちに行われるべきものであるとした。

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