政治

NSW州、公立校の暖房取替え計画

【シドニー1日AAP】   NSW州内の学校で有毒なガスヒーターが使用されており、これらを全て取り替えるには最大10年かかるとされている。また、州政府はコストを1億7000万ドルと見積もっているが、実際にはこれを大幅に超えることが指摘されている。

NSW州政府が選挙まで7カ月に迫ったこの時期に、5万5000台のヒーター取替え計画を発表したことについて、政治的な目論見があったとの批判の声も出ている。また、ファース文部相が、ルーゼンダール財務相の承認なしに計画を発表したため、労働党左派や教師などが強く反発している。

ここ20年間、NSW州の公立学校の無燃料ヒーターの製造と設置は、ボーウィン・マニュファクチャリング社のみが行ってきた。代わりの業者としては、日本のリンナイ社が低燃費モデルを販売しているが、1台あたりの価格が3000~4000ドルのため、ボーウィン社のDB90Lo-Noxモデルよりも価格が最大4倍になるという。州政府は取替え計画の費用を1億7000万ドルを見積もっているが、ヒーターの値段だけでも計2億2000万ドルに達するため、すでに予算を5000万ドル超過していることになる。

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